日常

ヒステリー潔癖症だった時の話

実は私は元々潔癖症です。しかも、何か自分の中で許せないことがあれば泣き叫ぶヒステリーを起こす最悪なタイプでした。

潔癖症は小学高学年~高校生までだったので、現在では上記のような極端な潔癖症は治っていますが、その時の自分も覚えているうちに記録しておこうと思います。あくまで自分の中での話なので、潔癖症全てに当てはまらないこともありますのでご了承ください。

潔癖症は不潔恐怖症という強迫性障害

潔癖症は病気です。正式名称は不潔恐怖症という強迫性障害の一種になります。単純に「手すりが触れないから潔癖症」とか「何回も手を洗うから潔癖症」とかではありません。その自分が不潔だと認識したことに対して異常なまでに恐怖するから潔癖症なのです。

とにかく自分ルールが重要

潔癖症は、とにかく自分ルールが凄まじいです。「本当に綺麗なもの」より、「自分が綺麗と認識したもの」が綺麗です。

私の場合は、自分以外の人間は不潔で、外出先で他人とぶつかったりした際にはヒステリーを起こしていました。部屋に家族が入ったら泣きますし、母親が自分のシーツを変えた際には怒って泣き叫びました。(ちなみに母親にその後家を閉め出されました) 家族の体の一部が自分の体に当たってもヒスりますし、自分の椅子に買い物した商品を置かれてもヒスります。他人の座った椅子には座れないですし、手すりには触れないですし、公共のトイレは入れないですし、お金もエレベータのボタンも触れませんでした。当時は学校に通っていたのですが、まず椅子に触れない机に触れない黒板消しに触れない雑巾に触れないゴミ箱に触れない他人のカバンに触れない水道に触れないトイレに入れないドアに触れないと、まあほとんど触れないものだらけでした。

また、床にゴミが一つ落ちていただけでも許せなくて1日に何回も掃除機をかけました。人が生活していれば髪の毛やら何やらで床にチリくらい落ちるものですが、1つでも見かけたら掃除機+床拭きです。この症状は実家の自分の部屋だけだったので、夜中に掃除機の音がうるさい程度で、他に比べればまだ比較的他人に迷惑はかけていない方でした。

あと、自分以外の何かに触れたらすぐに手を洗っていました。何か触るたびに洗うので、一日に最低でも20回以上は洗っていましたね。物が増えるのも嫌で、リビングにある物も不要なものは結構勝手に捨てていました。当然ですが、私にとって要らなくても本人にとって必要なものもあるので、家族から結構怒られていましたね。

言い出したらキリがないのですが、潔癖症だった時の私はとにかく自分ルールが重要で、人に厳しく当たっていました。他人のしたことにはやたらと厳しいくせに、自分はいつでも綺麗で、極端な話「さっきお風呂に入った他人」より「1日お風呂に入っていない自分」の方が綺麗です(もちろん毎日入っていますよ!)。更に、私の場合は人に強く当たるタイプだったので、一緒に暮らしている家族からすれば本当に迷惑だったと思います。

ゼノン
ゼノン
当時家族は私に「汚い」と言われることを非常に嫌がっており、若干ノイローゼ気味でした。そりゃあ少しでも触ればヒスるし不機嫌になるし汚いとか言われたらノイローゼにもなるよね…本当にすみません。

治った理由

なぜこのような潔癖症が治ったのかというと、一番は「高校」です。中学校は、自分の机も椅子も綺麗にして他に触らなければ良かったのですが、高校はほとんど移動教室で、自分の机がクラスメイトに使われることも多かったので、自分が汚いと感じる環境で過ごすことが増えてきました

更に、彼氏ができるとお花畑思考になる私は彼氏は例外的に全部綺麗と思っており、さらに強要すると嫌われてしまうという恐怖から、多少のことはスルーしました。

上記のことがあり、どんどん汚い(というか普通の)環境に慣れていき、自然と潔癖症のヒステリーも発症しなくなりました。

結局、人間は環境で変わるんだなという感じですね。

潔癖症治ってから、潔癖症の人を見ると

一度だけ、私と同じタイプの潔癖症の人を見たことがあります。

場所は水族館でした。性質上、やはりある程度人がいるので多少肩がぶつかる等は仕方ないことだと思いますが、トイレから出てきた女性が年配の男性と肩がぶつかり、その男性を睨みつけた後、合流した家族に「こんなところ来なければ良かった!汚い!!」とヒステリーを起こして大声で怒鳴り散らしていました。

私も公共の場で同じようなことをしていたので、「傍目から見るとこんな感じだったんだな」と当時の自分に対して少し悲しくなります。普通に、大の大人が泣き叫んでいることに「みっともない」と感じてしまうんですよね。ただ、本人的にはそれどころではなくて、「もう本当に家に帰りたいしこんなところに来たくないし汚いしお風呂入りたい」って思ってるんだろうなあとしみじみと感じます。人目なんて気にしていられないんですよね、人目より自分の体が汚いことのほうが許せないんです。いやあ分かります分かります。

さいごに

私みたいな「自分が絶対綺麗で他人は超不潔」というタイプの潔癖症はかなり心が狭い人ですよ。ぶっちゃけ、本当に昔の自分みたいな潔癖症は関わりたくないです。

今思うと小学校のころに「片手で何かをした場合は左右同じ回数繰り返さなければならない」という自分ルールがあり、もうこれは儀式のように繰り返していました。その時点から強迫性障害の片鱗を見せていたなあと思います。

(上記説明ではわかりづらいと思いますが、例えば左手が何か物に当たってしまった場合、右手で同じものに同じように当たり、更に右手で同じように当たり、更に左手で同じように当たる、を2回繰り返すというものです)

最近「潔癖症診断」とか気軽に「潔癖症だから~」という人をよく見るので、経験として記しておきます。

まあ今回はこんな感じで!では。

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ゼノン / Xenonhyx (管理人)
ゼノン / Xenonhyx (管理人)
愛知県出身。女性。趣味は自作PCとゲーム。 略歴:エンジニア兼マーケター→フリーライター→エンジニア

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